OpenClawで自分専用のパーソナルアシスタントを構築する方法
AIを使っているとき、毎回同じような説明を繰り返したり、以前話した内容を忘れられてしまったりして、もどかしく感じたことはありませんか?自分の好みや過去の決定をしっかり覚えていてくれる、本当に「自分専用」のアシスタントがいれば、作業はもっとスムーズになります。
OpenClawを使えば、自分だけのワークスペースとメモリシステムを持つアシスタントを構築できます。ここでは、そのセットアップ方法を見ていきましょう。
- macOS(アプリが権限管理を行い、バイナリを同梱しています)
- OpenClaw CLI
- ワークスペース用のディレクトリ
クイックスタート
Section titled “クイックスタート”まずは、アシスタントが活動するための場所(ワークスペース)を準備しましょう。デフォルトでは ~/.openclaw/workspace が使用されます。
- ワークスペースディレクトリを作成します。
mkdir -p ~/.openclaw/workspace- テンプレートファイルをワークスペースにコピーします。
cp docs/reference/templates/AGENTS.md ~/.openclaw/workspace/AGENTS.mdcp docs/reference/templates/SOUL.md ~/.openclaw/workspace/SOUL.mdcp docs/reference/templates/TOOLS.md ~/.openclaw/workspace/TOOLS.md- (オプション)パーソナルアシスタント用の設定を使いたい場合は、
AGENTS.mdを専用のファイルに置き換えます。
cp docs/reference/AGENTS.default.md ~/.openclaw/workspace/AGENTS.md- (オプション)ワークスペースの場所を変更したい場合は、設定ファイルで
agents.defaults.workspaceを指定してください。
{ agents: { defaults: { workspace: "~/.openclaw/workspace" } },}これで準備は完了です。
メモリと「魂」の管理
Section titled “メモリと「魂」の管理”OpenClawのアシスタントは、セッション開始時に必ず SOUL.md、USER.md、memory.md、そして直近2日分のメモリを読み込みます。
- SOUL.md: アシスタントのアイデンティティや口調を定義します。内容を変更したときは、アシスタントがユーザーに報告します。
- メモリシステム:
memory/YYYY-MM-DD.mdに日々のログを記録し、memory.mdには長期的な事実や好みを保存します。
バックアップのために、ワークスペースを Git リポジトリにしておくのがおすすめです。
cd ~/.openclaw/workspacegit initgit add AGENTS.mdgit commit -m "Add Clawd workspace"Core Skills
Section titled “Core Skills”OpenClawには、機能を拡張するための多くのスキルが用意されています。これらは「Settings → Skills」から有効にできます。
- mcporter: 外部スキルのバックエンドを管理するランタイム。
- Peekaboo: AIによる視覚分析が可能な macOS スクリーンショット。
- camsnap: セキュリティカメラからの画像や動画のキャプチャ。
- oracle: ブラウザ操作も可能なエージェント CLI。
- eightctl: ターミナルから睡眠をコントロール。
- imsg: iMessage や SMS の送受信。
- wacli: WhatsApp の同期や検索。
- discord: Discord でのリアクションや投票。
- gog: Google Suite(Gmail, Calendar, Drive)の操作。
- spotify-player: ターミナル用 Spotify クライアント。
- sag: ElevenLabs を利用した音声読み上げ。
- Sonos CLI: Sonos スピーカーのコントロール。
- blucli: BluOS プレーヤーの操作と自動化。
- OpenHue CLI: Philips Hue の照明コントロール。
- OpenAI Whisper: ローカルでの音声文字起こし。
- Gemini CLI: Google Gemini モデルへの素早いアクセス。
トラブルシューティング
Section titled “トラブルシューティング”使用中に困ったときは、以下の点を確認してください。
- Discordのターゲット指定: 数値だけの ID は曖昧になるため、
user:<id>やchannel:<id>の形式を使ってください。 - Canvas UIの操作: 画面の四隅(左上、右上、下端)には重要なコントロールを配置しないでください。レイアウトには明示的にガター(余白)を設ける必要があります。
- 外部への返信: 安全のため、外部のメッセージングサービスには部分的な返信やストリーミング返信は行わず、最終的な回答のみを送信します。
- スキルのインストール: インストールボタンが表示されない場合は、すでにバイナリが存在している可能性があります。
ブラウザの操作が必要な場合は、openclaw browser コマンドを使用します。クリックや入力を行う際は、事前に snapshot で参照を取得してから実行してください。
詳細な使い方は AI Setup Assistant で確認できます。
次のステップ
Section titled “次のステップ”SOUL.mdを編集して自分好みのキャラクターを作るmemory.mdに自分の好みを書き込んでみる- 必要な Core Skills を有効化して、自動化を試す
openclawCLI を使ったスクリプト作成に挑戦する
OpenClaw Expert
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