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openclaw secrets でシームレスなシークレット管理を実現する

シークレット管理は、開発者にとって常に頭の痛い問題です。設定ファイルに誤ってプレーンテキストの API キーを書き込んでしまったり、シークレットを更新したのに Gateway に反映するのを忘れてエラーを出してしまったりといった経験はありませんか?

openclaw secrets を使えば、SecretRef を効率的に管理し、実行時のスナップショットを常に健全な状態に保つことができます。安全でミスのない運用フローを構築しましょう。

このガイドを進めるには、以下の準備が必要です。

  • インタラクティブな操作を行うための TTY 環境(configure コマンドで必要です)
  • openclaw.json や auth-profiles.json などの構成ファイル
  • OpenClaw の基本環境

最も推奨される運用のループは以下の通りです。この 5 分ほどのステップで、監査から適用、反映までを確実に行えます。

Terminal window
# 現在の状態をチェック
openclaw secrets audit --check
# インタラクティブに設定を作成
openclaw secrets configure
# 保存したプランを dry-run で検証
openclaw secrets apply --from /tmp/openclaw-secrets-plan.json --dry-run
# プランを実際に適用
openclaw secrets apply --from /tmp/openclaw-secrets-plan.json
# 適用後の状態を再チェック
openclaw secrets audit --check
# Gateway に変更を反映
openclaw secrets reload

audit コマンドは、OpenClaw の状態をスキャンして、セキュリティ上のリスクや設定の不備を見つけ出します。

以下の項目がチェック対象です。

  • ストレージ内のプレーンテキストのシークレット
  • 解決できない参照(unresolved refs)
  • 優先順位の不整合(auth-profiles.json が openclaw.json の参照を上書きしているなど)
  • 生成されたモデル定義内の apiKey などの残骸
  • OAuth のリマインダーなどの古い残骸
Terminal window
openclaw secrets audit --check

--check フラグを付けると、問題が見つかった場合に終了コード 1 を返します。これは CI やゲートウェイのチェックに便利です。

インタラクティブな設定 (Configure)

Section titled “インタラクティブな設定 (Configure)”

configure は、対話形式でシークレットの設定を行えるヘルパーツールです。プロバイダーの設定から認証情報のマッピングまで、順番にガイドしてくれます。

Terminal window
# 特定の agent に絞って設定する場合
openclaw secrets configure --agent ops

主なフラグと注意点です。

  • --providers-only: secrets.providers のみの設定を行います。
  • --skip-provider-setup: 既存のプロバイダーに対して認証情報のマッピングのみ行います。
  • --apply: 最後に確認プロンプトを表示し、その場でプランを適用します。

※ --providers-only と --skip-provider-setup を同時に使用することはできません。

apply コマンドは、configure で作成したプランを実行します。このとき、openclaw.json や auth-profiles.json が更新され、プレーンテキストの残骸が消去(scrub)されます。

Terminal window
openclaw secrets apply --from /tmp/openclaw-secrets-plan.json

安全性を考慮し、apply は古いプレーンテキストを含むバックアップを作成しません。事前の preflight チェックと、メモリ内での復元機能によって安全性を担保しています。

設定ファイルを更新しただけでは、動作中の Gateway には反映されません。reload を実行して、シークレットの参照を再解決し、スナップショットをアトミックに入れ替えます。

Terminal window
openclaw secrets reload

もし解決に失敗した場合は、Gateway は直前の正常な状態を維持し、エラーを返します。中途半端な状態で反映されることはありません。

よくある問題と解決策です。

  • コード 1: audit --check で問題(プレーンテキストの発見など)が見つかった場合。
  • コード 2: 解決できない参照(unresolved refs)がある場合。

実行バイナリのセキュリティ(Exec Provider)

Section titled “実行バイナリのセキュリティ(Exec Provider)”

Homebrew などでシンボリックリンクされたバイナリを使用する場合、セキュリティチェックでエラーになることがあります。

  • macOS (Homebrew): 信頼できるパス(/opt/homebrew など)を trustedDirs に指定し、allowSymlinkCommand: true を設定してください。
  • Windows: ACL 検証が利用できないパスでエラーになる場合は、信頼できるパスに限り allowInsecurePath: true を設定してチェックをバイパスできます。

監査でプレーンテキストが残る場合

Section titled “監査でプレーンテキストが残る場合”

audit --check で依然として問題が報告される場合は、出力されたターゲットパスを確認し、該当箇所を SecretRef に置き換えてから再度監査を実行してください。


さらに詳しい情報や設定でお困りの場合は、AI Setup Assistant を活用してください。

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