OpenClawのmacOSログ管理ガイド
アプリが期待通りに動かない時、ログが唯一の頼りになります。しかし、肝心な情報が「redacted」で隠されていたり、必要なタイミングでログが残っていなかったりすると、原因の特定に時間がかかってしまいます。
効率的に問題を解決するためには、適切なログ出力を確保することが重要です。macOS版のOpenClawで、詳細な診断ログを取得し、プライバシー制限を解除して中身を確認する手順を紹介します。
- OpenClaw(macOS版)
- ターミナルの操作権限(sudo権限)
クイックスタート
Section titled “クイックスタート”まずは、ローカルにログファイルを保存する設定を有効にしましょう。
1. ローカルログ(JSONL)の有効化
Section titled “1. ローカルログ(JSONL)の有効化”OpenClawはデフォルトで macOS の Unified logging を使用しますが、ディスクに回転式のログファイルを書き出すこともできます。
- 設定場所: Debug pane → Logs → App logging
- 手順: 「Write rolling diagnostics log (JSONL)」にチェックを入れます。
- ログの場所:
~/Library/Logs/OpenClaw/diagnostics.jsonl - ログレベル: 同じメニューの「Verbosity」から調整できます。
このファイルには機密情報が含まれる可能性があるため、共有する際は必ず内容を確認してください。デバッグが終わったら「Clear」ボタンで削除することをお勧めします。
2. プライベートデータの表示(Unified logging)
Section titled “2. プライベートデータの表示(Unified logging)”macOS の Unified logging は、デフォルトで多くのペイロードを非表示にします。これを解除するには、サブシステムごとに設定ファイルを作成する必要があります。
以下のコマンドをコピーしてターミナルで実行し、bot.molt 用の plist を作成・インストールしてください。
cat <<'EOF' >/tmp/bot.molt.plist<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd"><plist version="1.0"><dict> <key>DEFAULT-OPTIONS</key> <dict> <key>Enable-Private-Data</key> <true/> </dict></dict></plist>EOFsudo install -m 644 -o root -g wheel /tmp/bot.molt.plist /Library/Preferences/Logging/Subsystems/bot.molt.plist再起動は不要です。設定後に新しく出力されるログから、詳細なデータが表示されるようになります。既存のヘルパーを使ってログを確認してみましょう。
./scripts/clawlog.sh --category WebChat --last 5mトラブルシューティング
Section titled “トラブルシューティング”設定したのにログが伏せ字のまま
Section titled “設定したのにログが伏せ字のまま”この設定は「新しく生成されるログ」にのみ適用されます。plist をインストールした後に、現象を再現させてください。
デバッグが終わったので設定を戻したい
Section titled “デバッグが終わったので設定を戻したい”この設定を有効にしている間は、電話番号やメッセージ本文などの機密情報がログに含まれる可能性があります。調査が終わったら、以下のコマンドで設定ファイルを削除してください。
sudo rm /Library/Preferences/Logging/Subsystems/bot.molt.plistsudo log config --reloadセットアップで困ったときは、AI Setup Assistant を活用してください。
次のステップ
Section titled “次のステップ”OpenClaw Expert
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