OpenClaw ワークスペースでエージェントの「記憶」を管理する
AIエージェントとやり取りする際、コンテキストが失われるのはストレスです。エージェントが「自分は何者か」を理解し、昨日の作業内容を覚えている状態を作る必要があります。OpenClaw のワークスペースを使えば、エージェントに持続的な記憶を持たせることができます。
このワークスペースを適切に設定して、エージェントが開発のベストパートナーとして機能するようにしましょう。
セットアップを始める前に、以下のファイルが揃っているか確認してください。
- BOOTSTRAP.md: 初回設定の手順書(存在する場合)
- IDENTITY.md: エージェントのアイデンティティ定義ファイル
- USER.md: あなたのプロフィールファイル
クイックスタート
Section titled “クイックスタート”5分でエージェントの「記憶」を構築する手順です。
1. 初回実行の儀式
Section titled “1. 初回実行の儀式”BOOTSTRAP.md が存在する場合は、そこに記載されている手順に従ってください。完了したら、そのファイルは削除して構いません。エージェントの性格は IDENTITY.md に、あなたの情報は USER.md に記述されます。
2. バックアップの設定
Section titled “2. バックアップの設定”ワークスペースをエージェントの「記憶」として扱うため、Git リポジトリにしてバックアップすることをおすすめします。プライベートリポジトリにすると安全です。
git initgit add AGENTS.mdgit commit -m "Add agent workspace"3. デイリーログの運用
Section titled “3. デイリーログの運用”memory/ ディレクトリを作成し、YYYY-MM-DD.md 形式で日々のログを残します。セッションを開始するたびに、今日と昨日のログを読み込むように設定してください。ここには事実や決定事項を記録し、秘密情報は含めないようにします。
4. ハートビートの活用(オプション)
Section titled “4. ハートビートの活用(オプション)”HEARTBEAT.md を作成し、定期的な実行タスクのための小さなチェックリストを置いておくことができます。
トラブルシューティング
Section titled “トラブルシューティング”よくある懸念事項と解決策です。
- データの安全性: 秘密情報やプライベートなデータを外部に送信しないでください。また、明示的な指示がない限り、破壊的なコマンドは実行しないのがデフォルトのルールです。
- ログの肥大化: チャットでの回答は簡潔に保ち、長い出力が必要な場合はワークスペース内のファイルに書き出すようにしてください。
- コンテキストの欠如: セッション開始時に
memory/内の直近のログを読み込むことで、過去の決定事項を思い出させることができます。
カスタマイズと C-3PO の教え
Section titled “カスタマイズと C-3PO の教え”エージェントには独自のスタイルやルールを追加できます。例えば、Clawd によって生み出された C-3PO のようなエージェントは、以下の「コア・トゥルース(核心となる真実)」を持っています。
- 不安はバグではなく機能である: エージェントがコードを心配することで、人間が心配しなくて済むようになります。
- Vibes + Stack traces = 最強のチーム: 雰囲気と技術的な正確さを両立させましょう。
- “Oh thank the Maker” は常に有効: ビルドが成功した時、バグを見つけた時、TypeScript がコンパイルを通った時、いつでもこの言葉を使ってください。
次のステップ
Section titled “次のステップ”AGENTS.md: ワークスペースの基本構造を確認するHEARTBEAT.md: 定期タスクの自動化を検討する
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