Gateway 運用ガイド:スムーズな起動と安定運用のための実践的手順
サービスをバックグラウンドで動かそうとして、ポートの競合や設定ミスで時間を溶かしてしまった経験はありませんか?「動いているはずなのに繋がらない」「設定を変えたのに反映されない」といった問題は、開発の勢いを削ぐ大きな要因になります。
Gateway の運用において、何が起きているかを正確に把握し、素早く復旧させるための手順をまとめました。日々の開発やデプロイをより確実に進めるための参考にしてください。
セットアップを始める前に、以下の準備ができているか確認してください。
openclawCLI がインストールされていること- ターミナルへのアクセス権限
- macOS(launchd)または Linux(systemd)の実行環境(サービス化する場合)
Quick Start:5分でローカル起動
Section titled “Quick Start:5分でローカル起動”まずは最小限の手順で Gateway を立ち上げましょう。
Step 1: Gateway の起動
Section titled “Step 1: Gateway の起動”標準のポートで起動します。デバッグ情報が必要な場合は --verbose を、ポートが塞がっている場合は --force を使いましょう。
# 基本の起動openclaw gateway --port 18789
# デバッグ/トレース情報を標準出力に表示openclaw gateway --port 18789 --verbose
# 使用中のポートを強制終了して起動openclaw gateway --forceStep 2: サービス状態の確認
Section titled “Step 2: サービス状態の確認”起動したら、正常に動作しているかチェックします。
openclaw gateway statusopenclaw statusopenclaw logs --followRuntime: running かつ RPC probe: ok と表示されていれば、正常なベースラインです。
Step 3: Channel の準備確認
Section titled “Step 3: Channel の準備確認”最後に、Channel が通信可能な状態か確認します。
openclaw channels status --probe運用モデルと設定の優先順位
Section titled “運用モデルと設定の優先順位”Gateway は、ルーティング、コントロールプレーン、Channel 接続を 1 つのプロセスで管理します。WebSocket や HTTP API(OpenAI 互換など)は、すべて単一のポートに集約されています。
効率的な運用のために、以下の仕様を押さえておきましょう。
ポートとバインドの解決順序
Section titled “ポートとバインドの解決順序”設定が重複している場合、以下の順序で適用されます。
- Gateway ポート:
--port引数 →OPENCLAW_GATEWAY_PORT環境変数 →gateway.port設定値 → デフォルト(18789) - バインドモード: CLI 引数 →
gateway.bind設定値 → デフォルト(loopback)
Hot Reload モード
Section titled “Hot Reload モード”設定変更を反映させる際、gateway.reload.mode を hybrid(デフォルト)にしておくのがおすすめです。安全な変更はそのまま適用し、必要な場合のみ再起動を行ってくれます。
| 設定値 | 挙動 |
|---|---|
off | 設定のリロードを行わない |
hot | 安全な変更のみを適用する |
restart | 変更時に必ず再起動する |
hybrid | 可能な限り Hot Apply し、必要な時だけ再起動する |
サービスの永続化(Supervision)
Section titled “サービスの永続化(Supervision)”本番に近い環境では、OS のサービス管理機能を使って Gateway を常駐させましょう。
macOS (launchd)
Section titled “macOS (launchd)”openclaw gateway installopenclaw gateway statusopenclaw gateway restartopenclaw gateway stopLinux (systemd user)
Section titled “Linux (systemd user)”openclaw gateway installsystemctl --user enable --now openclaw-gateway[-<profile>].serviceopenclaw gateway statusログアウト後も実行を続けるには、sudo loginctl enable-linger <user> を実行してください。
トラブルシューティング
Section titled “トラブルシューティング”よく遭遇するエラーサインとその原因をまとめました。
| エラーサイン | 推定される原因 |
|---|---|
refusing to bind gateway ... without auth | loopback 以外で起動しているが、トークンやパスワードが未設定 |
another gateway instance is already listening / EADDRINUSE | ポートの競合(既に別の Gateway が動いている) |
Gateway start blocked: set gateway.mode=local | 設定が remote モードになっている |
unauthorized | クライアントと Gateway の認証情報(Token/Password)の不一致 |
問題が解決しない場合は、openclaw doctor を実行して設定の不整合を診断してください。
セットアップの詳細や特定の環境での構成についてサポートが必要な場合は、AI Setup Assistant を活用してください。
次のステップ
Section titled “次のステップ”OpenClaw Expert
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