タイピングインジケーターの最適化ガイド
チャットボットを開発していると、ユーザーが「返信を待っているのか、それともフリーズしているのか」と不安になる瞬間があります。適切なタイミングでタイピング中であることを伝えるのは、ユーザー体験を損なわないために大切です。
逆に、何も返信しないのにタイピング中と表示され続けるのも、ユーザーを混乱させる原因になります。OpenClaw では、これらの表示タイミングを細かく制御できます。
- OpenClaw の設定ファイルへのアクセス
agents.defaults.typingModeの設定権限reasoningLevel: "stream"の設定(thinkingモードを使用する場合)
クイックスタート
Section titled “クイックスタート”5分でタイピングインジケーターを最適化しましょう。まずは agent 全体のデフォルト設定を記述します。おすすめは、思考プロセスが始まった瞬間に表示を開始する thinking モードです。
{ agent: { typingMode: "thinking", typingIntervalSeconds: 6, },}特定のセッションだけ表示タイミングや更新頻度(cadence)を変更したい場合は、以下のように上書きできます。
{ session: { typingMode: "message", typingIntervalSeconds: 4, },}選択できる 4 つのモード
Section titled “選択できる 4 つのモード”表示が早い順に並べると以下の通りです。
instant: モデルのループが始まった瞬間に表示を開始します。thinking: 最初の reasoning delta(思考データ)が届いたときに表示を開始します。message: 最初のテキスト delta(実際の返信内容)が届いたときに表示を開始します。never: タイピングインジケーターを一切表示しません。
トラブルシューティング
Section titled “トラブルシューティング”設定が反映されない、または期待通りに動かない場合は以下の点を確認してください。
thinkingモードで表示されない: このモードは、実行時にreasoningLevel: "stream"が設定されている必要があります。モデルが思考データを出力しない場合、タイピング表示は始まりません。- Heartbeat 実行時: Heartbeat による実行では、モード設定に関わらずタイピングインジケーターは常に非表示になります。
- サイレント返信時の挙動:
messageモードを使用している場合、NO_REPLYトークンなどのサイレント返信のみの時はタイピング表示が出ません。 - 更新タイミング:
typingIntervalSecondsは表示を開始する時間ではなく、表示を維持するための「更新間隔」を制御します。デフォルトは 6 秒です。
設定の詳細や、特定の API との組み合わせに迷ったときは、AI Setup Assistant を活用してください。
次のステップ
Section titled “次のステップ”OpenClaw Expert
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